株式会社川村製作所 各種計算
慣性モーメントの計算について

慣性モーメントの計算は形状により決まった公式で計算が可能ですが、この計算ページでは径を0.02mm単位で分割して積算しています。

計算方法
部分慣性モーメント = 部分質量 × 半径2

外径が100なら内径を99.98とし、薄い円筒状の質量を計算した後に 半径を49.995として部分慣性モーメントを計算します。 次の外径を99.98として実際の内径まで繰り返して積算します。

これにより求められるのは国際単位系(SI)の慣性モーメントJ(kg・m2)で、 4倍する事で重量単位系のGD2(kgf・m2)になります。

重量単位系
GD2は慣用的に使用されていますが正確には慣性モーメントではなく その前段階の数値であり、GD2を慣性モーメントにするには 重量単位系慣性モーメント = GD2 ÷ 4g (g = 重力加速度(約9.8067m/s2)) とする必要があります。